30代からの健康と幸せな生き方を考える

30代になってさまざまな体調不良に陥りました。それらをどうやって克服するか、そしてどうしたらより良い人生にできるかをブログを通して考えたいなと思っています。

夏子の酒を読んで

休み中に夏子の酒という漫画を読みました。 

夏子の酒(1) (モーニングコミックス)

夏子の酒(1) (モーニングコミックス)

 

 上では発売日が2012となっていますが、多分それは電子書籍の発売日で、連載自体はなんと1988年からやっていたようです。だいぶ古い漫画です。この作品は知らなかったのですが、「どうらく息子」を読んでいたので、この作者さんは好きな方でした。

 

概要

2巻まで読みました。あらすじを下記に引用します。

お日様みたいなお酒――。太陽の光がプリズムを通すと七色に輝くように、酒の透みきった無色の液体の中には、きめこまかなたくさんの味がひそみ、息づいている。そんな日本一の酒を造り出すことを、目標としていた兄・康男の言葉が、夏子の心を占めてはなさない。だが今、夏子は、コピーライターとして大きな仕事にかかわりだしたばかり…。“酒”をめぐる情熱と夢。大いなる夢をめざす夏子たちの辛口人間ドラマ。

ちょっとわかりづらいので補足しますと、東京で働いていた夏子さんが兄・康男さんが亡くなったのをきっかけに故郷に戻り、酒造りを始めるというストーリーです。

最初はそんな気もなかった夏子さんですが、酒造りを始めると決めると、すごい勢いでどんどん進んでいきます。周りには冷やかされたり、毒づかれたりもしますが、それでも歩みを止めず、ちょっとずつ作業を進めていく、そんなところで2巻は終わりました。

 

面白い

最初の感想は、もう普通に面白いという感じです。読み始めるとどんどんのめりこんでいきます。知らなかった日本酒の世界の面白さもありますし、夏子さんの情熱と猪突猛進な行動、それをどんどん追いかけてしまいました。

 

正しいことを正しいと言えること

個人的にとても爽快というか、そんな気分になった場面があります。

夏子さんがまだ東京の広告会社で働いていて、お酒会社へのプレゼンを終えた打ち上げでのこと。その会社のお酒をみんなで飲みながら、うまい、うまいと言っているわけですが、実家で酒造りをしている夏子さんは大声で「まずい!」と言うわけです。

そして、そのプレゼン先に対しても、お酒にアルコールを足していること(印象的にはあまり良くないこと)を、広告を通してきちんと伝えようと訴えかけます。

結果として、夏子さんと上司はそのプレゼンから外されてしまうわけですが、自分の思うところをクリアに言い切る姿に爽快な気分と、自分もそうありたいという羨ましさを感じました。

 

のめりこむだけの強い思い

そして、もう1つ、上でも書きましたが、地元に帰ってくるなりお酒造りに一心不乱に取り組む姿を見て、どうしても自分と対比せざるを得ませんでした。

前にもどこかで書きましたが、今の自分はそうやって心から追いかける何かがあるわけではなく、日々ぼやっと働いています。それに対して、叱られているというか、自分は情けないというか、そんな気持ちにさせられました。

 

なんというか、とてもまぶしいというか、そんな印象の漫画でした。

 

なんかやらなきゃと思います。